イタリア旅行記 14(2003年8月)

***アッシジ編**** 

(8/25) アッシジ

旅も終盤です。トスカーナ地方ののどかな田園風景を見ながら、アッシジへ向かいます。
アッシジは、オリーブの木の丘の上にあり、周囲のピンクの土の田園地帯が見渡せます。


トスカナーの風景。ピンクの土が優しいイメージをかもし出す。

今でも、鮮やかに朝のアッシジの清清しい空気と風景を思い出すことが出来ます。
女性に人気で、皆さん「アッシジが1番いい。」と帰りの空港で口をそろえたようにおっしゃいました。
私も、同感ですが・・・私は、鼻差でシエナが一番かな?



聖フランチェスコ聖堂
アッシジは、聖フランチェスコの町で、サン・フランチェスコ聖堂があります。
豪商の息子に生まれ、放蕩の末に宗教に目覚めた清貧の聖者として聖フランチェスコの教会は
多くの巡礼者を集めています。



高台にあるので、バスを降りてから、坂道を上がっていきます。
上がってゆく坂道には、おみやげ物としてアッシジのクロスステッチを施した製品やレースのお店屋さんがありました。

アッシジは、クロスステッチが有名です。
クロスステッチのモチーフにも「アッシジ〜〜」というのがあるくらいです。
特徴は、周りを刺して、形を表す所です。




ちょっとした自由時間に刺繍のお店に入りました。(教会前広場から出て出てすぐの刺繍のお店)
ポプリ入れを購入したあと、クロスステッチのチャート本を見つけました。
内容は鳥や、ドラゴン、馬などが多く、伝説や聖書のお話をモチーフにした図案が多いと思いました。

このお店は、お皿を扱っていました。




聖フランチェスコ聖堂。

内部は撮影禁止。教会内部の説明は、 瀧神父さまがされます。(写真中央、日本人の小柄な方です。
清貧の聖フランチェスコの教会らしく、黒い修道服に紐、お足は、素足にサンダルです。)

旅行者各自がイヤーホンをすると、神父様の説明がマイクを通してなされます。
教会内で大きな声で説明しないようにするシステムだそうです。

1997年の秋にアンブリア州を襲った大地震のため、天井が崩落したそうで、尊い人命が失われ、絵画にも損失が出たそうです。

説明のはじめに、教会内の椅子に座り準備をしていました。
そのとき、メイン祭壇の前のベンチ付近ででミサが始まりました。
大勢で歌う歌声に敬虔な雰囲気をひしひしと感じました。
教会は広く、十字架の形に出来ているので、内部は繋がっていても私たちのいたベンチは、入口から、
左側の小さい祭壇の前のベンチでした。(わかりにくい説明ですねぇ〜)

その後、聖フランチェスコの遺体の安置してある地下の祭壇を案内してくださるとのこと。
え・・・、遺体・・・と思っていましたが、地下でもミサが始まっていたので、間近で見ることが出来ませんでした。
巡礼者がいらしてるとのことでした。

主に、この教会の装飾は、フレスコ画です。
特に有名なのが、ジョットの「小鳥に説教する聖フランチェスコ」と「夕日の聖母」。
教会内の、聖フランチェスコの生涯の絵の説明をしてくださいました。




聖フランチェスコ聖堂の正面、とその前ある広場。

教会が上(写真右側)で、軽い坂になっている。
田園風景を背景に回廊が美しく・・・

教会の前庭から写す。



トップ へ戻る 


旅行記

前へ  次へ




 Copyright  Yasuyo. All Rights Reserved.

 

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送