イタリア旅行記 15(2003年8月)

***ローマ市街編**** 

(8/25) ローマ

ローマの市街に入ると、とたんに現実に戻ったような気がした。
旅も、後、2.3日を残すのみとなったし、今までの街の中でも、一番活気にあふれていたからだろうか。

 
アッシジをお昼前に出て、ローマで遅い昼食です。

アッシジの町は、中世に街が衰退したのに伴い開発も滞ったため、
中世の面影が建物に色濃く残っていました。
それに比べて、ローマは活気にあふれ、近代の中の所々に、中世や古代遺跡が残っている感じです。

 案外ボリュームのある昼食。

バスの中から目撃〜。
街中の駐車場は、路肩。おおむね、路肩にマイカーも停めるらしい。
日本でも見かけるようにパーキングメーターが設置してある事が多い。
バスがのろのろ運転中、縦列駐車をしようとしているおじさんを見かけた。
入れようとしている所は、車長の1.1倍くらいの隙間、ほぼ、車の長さ分しか間隔は無い。
「縦列駐車は車の長さの1.5倍いないと入らないよ〜。あれでは絶対に入らないはず。」
と私が言ったら、後ろの席の方が、「隙間ををこじあける気じゃないっすかぁ?」
「えーー」と言って、見ていたら、「あっ、ぶつけた、ぶつけたぁ〜。」(笑)
自分のバンパーを後ろの車にぶつけ、ちょっと入れてから、前の車にぶつけてる〜。
確かにこじあけてました。(^^;
車から出てきたおじさん、何事も無かったかのように、車を停めていきました。
車間が少なすぎ・・・・出る時もこのままだったら、またぶつけて出て行くんだろうなぁ。
う〜、、外国ではバンパーは車と車を接触させるためと、聞いていたけれど、
目の当たりに出来ました。


イタリアのガイドブックを見ても、サイトの旅行記を見ても、「ジプシーに気をつけて」とあります。
そう言われてもピンと来なかったし、ここまで、それらしいと感じるような人にも危険な目にもあわずに済みました。

添乗員さんのお話では、ジプシーは昔「鋳掛屋さん」をして、町から町を旅しながら生計を立ていたとか。
現代になって、お鍋を修理してまで使う家庭もなくなり、生業がなくなってしまったらしい。
そこで、入国審査のゆるいイタリアに入国し、スリなどをはたらくようになったということだ。
また、ジプシーの男性は働かない。女性が働いて一家を支えているそうだ。

そう言えば、入国審査の係官は、顔と写真をチェックしていなかった、ような・・・・。
「こっちの顔、見なかったよね〜。おばさんなんて見たくないって感じだわ〜。」って、
おばさん同士で話してたくらい。確かに、イタリアは入国しやすそうだ。



ローマは「田中さん」という男性のガイドさんが付いてくださった。
ライセンスガイドさんは、陽気で小柄なイタリア男性(中年より上)(^-^ )


カラカラ浴場跡だったと思うんだけれど〜。(バスの中より)

コロッセオ&凱旋門(コンスタンティヌス帝)
コロッセオは紀元80年に完成。
後世に建築資材として大理石が取られてしまい、今のような姿に・・・・


このあたりは、古代遺跡の残る地区。
観光客も多く、ジプシーが多い。
「あの人たちがジプシー」と ガイドの田中さんが教えてくださる・・・

今は、ジプシーもロングスカートなどはいてはいない。
特徴は、黒髪であることが多く、 2.3人の(若年)女性に子供が混じっている。

なんと、狙いをつけたらつけて来るとかで、ツアーの中で「警戒警報発令」。

子供は、罪に問われないので、子供にすりをさせるんだとか。(なんと言うことだ!)

子供が手を出して近づいて来くる・・・
つい「小銭を施そう」とお財布を出すと、大勢の子供などで取り囲み、盗みを働くらしい。

もし、子供が異常に近づいてきたら、「蹴りなさい。」と・・・
「かわいそう、などと言っていたら、自分がかわいそうな人になりますよ。」とおっしゃる。

幸い、私たちは、そんな経験はせずに済みました。

過去、添乗員さんが2回、ミラノの現地ガイドさんもスリの被害にあってるそうだ。(イタリア国内、ジプシーとは限らず)

添乗員さんも旅行中、ずっと、パスポートは首から下げてらっしゃいました。

私たちも、しっかり、パスポートと当座必要の無いお金は腰にしているセフティポーチに入れてありました。
(セフティポーチにしても首にかけるにしても、人目に触れ無いように洋服の下に・・・)



これが2千年近くも経っている建造物、なんだぁ〜。(しみじみ)

このあたりは、古代の衣装を着ている、一緒に写真を撮る商売の方も多い。
その方と写真を撮るのは有料。

観光馬車も多らしく、落し物(馬の○○)がやたらに落ちてる。
気をつけないと踏んじゃいそう。匂いもかなりする・・・(≧∇≦)






コロッセオから見える ティトゥスの凱旋門。
あの凱旋門の先には、フォロ・ロマーノの遺跡群。
古代ローマの中心地であった。

古代といえば、馬のひく戦車を思いだす。乾いた空気を感じた場所。

フォロ・ロマーノの遺跡群の一部。
街中に存在する古代ローマの遺跡。
シーザー、クレオパトラのお話の舞台でもある。







ヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂

イタリア統一を記念して、1911年に完成。
(いたりあ統一から、200年くらいしか経っていないんですね。
ですから、都市都市がそれぞれ独立国のような期間が長く、また、戦争をして、支配したり、されたりの歴史もあって
それぞれ土地独特な特徴が顕著で、郷土愛が強いとか。



比較的近代的建物?かな?



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