イタリア旅行記 18(2003年8月)

***ローマ、お好みのお店探索編**** 

(8/26) ローマ
バチカンのサンピエトロ広場を後にして、昼食です。
なんと、この旅初めてのピザです。一人1枚!トッピングが少ないとはいえ、こんなにいただけません〜。
生ハムはやはり美味しい。たいがいの所の生ハムは美味しかったです。




ランチが終わったら、地下鉄の駅近くでバスから降りて乗ってお目当てのお店巡りです。
ですが、もう2:00近く。
ちょうどシエスタの時間になっていますから、その時間でも開いているお店を探すことにしました。

地下鉄は、1回 0.77ユーロ です。近くのATACのマ−クのある「タバッキ」などでも売っています。
チケット類〜。
ホテルのカードも忘れずに。帰りは、タクシーに乗ったら、これを見せるしかありません。

地下鉄A線に乗って、レパント駅(だったかな?)まで行き、目当ての食料品店を目指します。

地図だけが頼りで心もとないし、地下鉄は初めて。ドキドキしました。
地下鉄の駅も、日本より暗い感じだし、よく見る広告看板は少ない。

やってきた地下鉄の車両は、落書きだからけ。
次々に描かれていて消すつもりはないような感じです。

2駅乗っただけだったので、思ったより、怖い思いも無く、クリアー。
ほっと一安心。

街区ごとに通り名がついているし、建物の2階の高さくらいに必ず、通り名が記されているので、
何とか地図上のどこにいるか把握できます。
街を歩くなら、通り名の記された地図がわかりやすくっていいですね。

お目当ての食料品店ではないのですが、
途中見つけたお店で、パスタや香辛料などを買いました。

こんな感じで、狭い間口が2.3箇所のお店が多いです。
この写真の向かいに、計りやレジがあってここで精算します。
コーヒーが量り売りだったと思います。

この後、お肉屋さんを見つけて入りました。
何も買わなかったので、写真撮影は遠慮しました。

ドイツのドールハウスのような雰囲気そのまま。
お店の奥、一段高いところにお肉やお惣菜のショーケースがあって、その向こう側に白衣の店員さん。
入口はやはり、2ヶ所で、お店に入らないと何屋さんかわかりません。

お目当ての食料品屋さんまで、結構歩きました。
途中の衣料品や靴屋さんなどはシエスタ中か、しまっている所が多いです。

ここでもバルサミコや色々な食品を買ったりして荷物も増えてきたので、小さなデイバックのリュックに詰めて歩くことにしました。
戦後の買いだしみたいね〜。
そのお店には、日本のインスタントラーメン、お米、お醤油 なども置いていましたが、高価でした、びっくりするくらい。



その後、地下鉄の駅も近い所まで来ていたので、
私の行きたかった、キルトのお店に行くことにしました。
地下鉄で、A線、テルミニ駅も越えて.「スパウグスタ、Subaugusuta」まで20〜25分くらいでした。
地下鉄はやっぱり不安です。比較的すいていたので、座席中央に座りました。
途中、怪しげな男性が右隣に座ってきました。

スリは、集団で行動して、周りを取り囲むようです。
2人でとても緊張していましたが、あまりに自分のキーホールダーをポケットに出し入れして、
落ち着きも無い動きなので、思いっきり睨み付けてやりました。(違っていたら、悪かったんだけれど)
それから、3駅くらいで降りていきました。ほっとしましたが、気は抜けません。
ほんとうに緊張していました。

Subaugusuta駅を降り地上に階段を上がると、目の前に偽ブランドのバックをたくさん持った人がいます。
一瞬緊張しましたが、取り立てて売り込むでもなく近寄ってこなかった〜。ほっ。

この駅の周辺は、近代的ビルが多く、一階が商業施設で、2階から上が居住施設になっているようです。
大きい道路に面していて、比較的開発は近代になってからと思われました。

地上に降り立って、さぁて、どっちの方向かと迷いましたが、勘を少し働かせて歩き出しました。
すると記されている通り名が出てきたので、一安心。
駅から3〜4分歩くと、そのお店にたどり着きました。
大通りからほんの少し右に曲がった所ですが、大通りに案内が出ていたので、すぐにわかりました。
 サイトは http://www.patchwork.it/ です。
このサイトを見つけたので、メールで営業時間など問い合わせてありました。

 布や、糸、パッチワーク道具の他に、トールペイントの用品も。
クラフト全般の品揃え。
お店の奥はレッスンができるスペースと、ミシンワークのスペース。

行かれるとしたら26日とメールしてあったので、すぐに日本からとわかっていただけました。
Laura さんがオーナー。パッチワークをご自身が教えてらっしゃるとのこと。
ミシンはベル二ナをお使いです。

ローラさんと生徒さんのキルト作品を見せていただき、写真も撮らせて頂きました。
(HPにもあまりお写真が載っていないので、掲載遠慮しております。)
イタリアの方の作るキルトに興味がありました。
日本のハスの花を立体的な折り紙で表現してあるキルトもありました。
独創的なデザインが多かった。

お買い物リスト
布はUSAコットン&ポプリ入れ(ローラさん手作り)とキルト雑誌「Quilt Italia News」

布はUSAコットンが中心です。日本より高いです。
多分、2割近くの消費税(のようなもの)が内税でかかってるからでしょう。

ハギレのセットをプレゼントしてもらって、お店を後にしました。
イタリア語が出来ないので、お互いたどたどしい英単語での会話でした。



この後、スパーニャ駅までもどりました。
電車の中で、アコーデオンで音楽を奏で始める親子がいて、ちょっとびっくり。
少し寄付をと思ってお財布を出したら、危険なのです。
ですから、地下鉄でも写真は撮りませんでした。

みな、女性は、バックはしっかり前がかえで、乗車しています。
この時も、緊張して、周囲をしっかり観察しています。

スパーニャ駅を降りたら、スペイン階段までは、ほんの少し歩くだけです。
休憩のため、カフェグレコへ。


コンドッティ通り
ケーキと飲み物のセット
奥のお席に座って給仕を受けると、カウンター席の数倍位になります。
時間もかかりますから、カウンター席で〜。アイスカフェラテ&フルーツタルト。
美味しかった〜。カウンター席も案外混雑しています。



コンドッティ通りから、少し行ってクローチェ通りあたりの
チョコレートの専門店を捜し当てたのですが、なんと、夏期休暇中。

中央郵便局近くのアンティークショップも夏期休暇中〜。<(T◇T)>
何だかいい物ありそう。
お裁縫セットはあきらめですぅ〜。



この後、小さいお店の並ぶコルソ通りのお店を覗いては、買い物しました。

インテリアや、キッチン小物、名画のコピーの小物の「MANIFATTURA DI SIGNA」やスイーツのお店があって、
お店を覗いては、ショッピングを楽しみました。
この通りは、人出も多く、安心して歩けます。

お店に入る時は、必ず「ボンジョルノ」か「ボオナセーラ」と挨拶してはいります。
品物を手にとって見たい時は、必ず店員さんに声をかけてから見せてもらいます。

あっという間に7:30も回っていて、そろそろ、お見せも店じまいが多くなってきました。
そろそろ、夕食ということになりました。



途中とおってきた、クローチェ通りあたりに、外にも席があるレストランに日本語でも、
「営業中」と書いてあったので、 そこにしてみました。(客引きはいません。客引きのいるお店はボッタクリが多いようですよ。)

入ってみると、メニューのイタリア語の下に日本語で説明がありました。
案外わかりやすい〜。

メニューは持っては来ても、なかなか注文取りには来てくれません。
私たちのテーブルの担当さんが順番に注文を取っています。

やっと順番がきました〜。
まず前菜に、メニューに無かったけれど、絶対食べたい「モッツアレラチーズ&サラダ」を
今井さん伝授のカタカナイタリア語で、注文!
多分「カプレーゼインサラッダ」だったと思う。
聞き返されること無く、「ふぅふん〜♪」
「え?通じちゃったの?」でも、ちゃんと出てくるまで、「違う物が出てきたりして〜」なんて笑ってました。

その後は、お好み前菜の取り合わせと
アンチョビーのパスタをメニューを指さして注文。
どれも一人分で、2人でシェアしていただくことにしました。
取り皿を持ってきてもらいました。
料理の分量が多く、少しづづ取った方が良いと今井さんから教えられていたからです。

私たちは2人ともお酒は苦手・・・ですからいつも、ガス入りミネラーレです。

 鮮度が重要なモッツアレラは、日本で食べるのとまったく違うと聞き、
絶対食べなきゃと、「カタカナイタリア語」をYさんがメモしていました。 お豆腐のような感じでさらっとしています。

お好み前菜は、野菜中心で、酢の聞いた味付けもあり、とってもおいしい〜。

スパゲッティも1人分しか頼んでいなかったのですが、
なんと、ボーイさんが気を利かせて、2皿に分けてくれて下さってました。
「グラッチェ〜」とこれくらいしか知らないイタリア語で、にっこり。
なとなく気持ちが通じてる感じでうれしぃ〜。

お食事を終えたら、お会計。 チップとして1割近く多く置きました。
ですけれど、案外お安く済みました。
お店を出たら、もう10時近くになっていました。

今度は、いよいよ帰りのタクシーです。
スペイン広場横にタクシー乗り場があることを事前にチェックしていたので、コンドッティ通りを歩いてゆきます。

スペイン広場まで来たら、なんと〜、ガイドの田中さんとばったりお会いしました。
「オプショナルツアーのお客さんと夕食をした後、お茶してました。」とのこと。
オプショナルツアーにはお夕食は付いていなかったのですが、参加された方たちと夕食を共にされたようです。
これから帰ると言ったら、タクシー乗り場まで来てくださって、タ運転手さんにホテルを伝えてくださるとのこと。
心強い!ありがたい!

このツアーの人たちは、「皆さんが知的好奇心も強く、ガイドしていてもしがいがある。
2〜3年に1度そういうツアーに当たるのだ。」とのこと、タクシー乗り場までそんなお話をしていた。

このツアーは、バスの運転手さんも、添乗員さんにも恵まれているとは思っていたけれど、
とっても色々な意味でついているんだわ〜。
田中さんにもうお会いすることは無いのでしょうけれど、親切なガイドさんにも出会えていたのでした。



タクシーの運転は、レースさながらのスピード。それなのに、運転しながら地図見てるの〜〜。
場所がわからない風だわ〜〜。
イタリア人に道を尋ねて、その場所を知らなくても、 「知らない」とは絶対言わないで、
「適当に教える」と 聞いていたことが頭をよぎる。

心配になった私たちは、「ホテルカード」を思わず見せました〜。
「ふふ〜〜ん。」って感じでした。

それでも、スピードは変わらず〜。地図を見なくなってから、見慣れた風景が見えてきて、安心してきました。
10ユーロくらいと言われていましたが、チップ込みで8.5ユーロくらい。あぁ〜。良かった。



10:00 ちょっと過ぎ、無事帰還。見知らぬ町を歩いて充実の自由行動が終わりました。
緊張したけれど、楽しかった。怖い思いもしたけれど、それ以上の経験が大収穫。

明日はいよいよ帰国。
荷物詰めで、休んだのは深夜でした〜。

トランクを閉めるのに、私はトランクの上に乗らなければなりませんでした。( ̄ー ̄)ニヤリ



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